正球性貧血はどれか。2つ選べ。
a: サラセミア
b: 腎性貧血
c: 再生不良性貧血
d: 鉄欠乏性貧血
e: ビタミンB12欠乏性貧血
血液検査でヘモグロビン濃度の低下を認めて貧血と診断した後は、貧血を分類する。貧血の原因診断は、不十分な赤血球造血か、出血による赤血球喪失か、溶血による赤血球喪失かを鑑別するもので、平均赤血球容積(MCV)によって、以下の3つに分けられる。
・小球性貧血:平均赤血球容積(MCV)が80以下の場合
鉄欠乏性貧血、サラセミア、慢性疾患に伴う貧血、鉄芽球性貧血
・正球性貧血:平均赤血球容積(MCV)が81~100の場合
再生不良性貧血、赤芽球癆、腎性貧血、溶血性貧血、骨髄異形成症候群、遺伝性球状赤血球症
・大球性貧血:平均赤血球容積(MCV)が101以上の場合
巨赤芽球性貧血
a:不適切。
b:正解。
c:正解。
d:不適切。
e:不適切。